林地保全に配慮した林業のガイドラインデジタルマップ(以下「本サービス」とする。)とは, 「林地保全に配慮した林業のガイドライン」 (以下,「ガイドライン」とする。)に記載している、災害が起こりやすい地形などが判読できる、細かな地形の変化が視覚的にわかりやすく表現された図(地形表現図)や任意の傾斜区分ごとに色分けされ、知りたい場所のおおよその傾斜を確認することができる図(傾斜区分図)、保全対象を到達点として土石流が流下する距離を段階的に色分けした図(保全対象距離図)などの情報を確認できるよう、webサービスを整備したものです。
本サービスで提供する地形表現図および傾斜区分図は次のデータを使用し, 熊本県が作成しています。
(測量法に基づく林野庁承認)
データ出展 | 市町村 |
---|---|
平成28年度森林域における航空レーザ計測業務 (林野庁事業) |
大津町、阿蘇市、産山村、高森町、南阿蘇村、 西原村、御船町、益城町、甲佐町、山都町 |
令和2年度森林域における航空レーザ計測業務 (その1・その2)(林野庁事業) |
美里町、南関町、和水町、山鹿市、菊池市、 南小国町、小国町、八代市、水俣市、芦北町、 津奈木町、人吉市、錦町、多良木町、湯前町、 水上村、あさぎり町、五木村、相良村、山江村、 球磨村、天草市、苓北町 |
県内防災・安全交付金航空レーザ測量 (地形図データ作成)委託 他合併(熊本県事業) |
熊本市、宇土市、宇城市、荒尾市、玉名市、玉東町、 長洲町、合志市、菊陽町、氷川町、上天草市 |
今後、県では、策定したガイドラインに沿った森林施業について、さまざまな形で普及推進していきますので、森林をお持ちの皆様、林業に従事される皆様におかれましても、現場での「災害に強い森林づくり(災害のリスクを低減させる森林づくり)」の実践に向けて、ぜひガイドラインおよび本サービスのご活用をお願いします。